感情は発生前に止めることができるらしい

最近はやっているらしいアドラー本を読みました。

 

感情は勝手に湧き上がる物で無く、本人の目的に応じて作り出される物であるという部分が目から鱗でした。

 

哲人さんが青年と対談する形でストーリーが進んでいく本なのですが、コーヒーを青年の上着にかけてしまったウェイターに対して大声で怒鳴りつけた理由を議論する章で哲人は以下の用に話します。

哲人:あなたは大声を出す、という目的が先にあった。すなわち、大声を出すことによって、ミスを犯したウェイターを屈服させ、自分の言うことを効かせたかった。その手段として、怒りという感情をねつ造したのです。 

要は感情は自分の目的に合わせて作り出される物なんで、発生前に止める事も可能ですよという話。

 

今まで私は、怒りや悲しみといったネガティブな感情を発生後にどうやって抑えるかばかり考えて他のですが、そもそも怒らない・悲しまないという選択肢もあるわけですね。

 

さっそく会社でイライラする打合せ時に使ってみたのですが、そもそも怒らないようにする(2)のは発生した怒りを抑える(1)よりも数段簡単でした。

  1. 畜生、あいつまたイミワカンネー仕事振りやがって、あほじゃ無いか?マジむかつくけど我慢我慢。。。。。。。。。
  2. イミワカンネー仕事振りやがって、そんなこと俺に言ったら絶対怒っちゃうよ。怒らないように、あいつが分け分からん仕事している理由を冷静に考えてみよう。。。。

 

早漏から脱した時も、射精感を我慢するのでは無く、射精感を発生させない用に筋肉に力を入れるのがとても重要でした。何事も問題になる前に手を打つのが最も大事と言うことでしょうか。

 

世界は深いところでつながっていますね。

 

ではでは